保護猫を知ろう!

こんにちは〜!紅葉が綺麗な季節になってきましたね。皆さんはどうお過ごしでしょうか。私はバイトや課題に追われる日々です(>_>)

 

突然ですが、犬や猫はお好きですか?私は大好きです。今年新居に引っ越したことをきっかけに猫2匹を飼い始めました。2匹とは保護猫団体を通じて出会い、今では飼い猫として我が家のアイドルとなっています。今回は保護猫について考えていこうと思います!

 

 

保護猫って?

f:id:shihoito2011:20201120165635j:plain


保護猫とは一体何でしょうか。多くの方がご存知だとは思いますが、飼い主に捨てられてしまった、迷子になってしまった、飼育放棄、多頭飼育崩壊など様々な理由から「保護された猫」のことを指します。

私の飼っている猫たちは多頭飼育崩壊の家で生まれ、その家には他にも何十匹もの猫がいました。生まれた子猫の多くは悪環境により亡くなっており、保護猫団体がこの状況をみかねて猫の一部を引き取ることになったそうです。

環境省によると、平成30年にも約3万もの猫が殺処分となりました。この数字は動物愛護法の改正により以前に比べれば圧倒的に少なくなってきてはいますが、まだ犬の殺処分に比べて多いことが分かります。

環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]

 

動物愛護の歴史

日本では明治時代に「動物愛護」という言葉が誕生しました。文明開化に伴い、馭者の馬への虐待が問題視され、そこから動物愛護の声が広まっていったとされています。この馬への虐待をきっかけに牧師の広井辰太郎が雑誌に論文を掲載し、動物虐待防止会が設立されました。その後、団体名が動物愛護会に代わり、動物に対しての扱い方について発信していきました。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/arikata/h16_01/mat04.pdf

https://andycafe.com/blog/archives/16

 

保護猫をサポートしよう

どうすれば保護猫を支援できるのでしょうか。多様な方法がありますが、その中でも手軽に行える3つの方法をご紹介します。

保護猫団体から猫を引き取る

保護猫団体は殺処分になる前の猫を保健所から引き取ったり、民間から引き取ったりしています。いくら大きな団体でも猫を引き取れる数には限界があります。今まで野良猫だった猫には引き取ってもらいやすいように飼い猫になるためのケアを行い、子猫には死なないよう丁寧なケアを施します。小さな団体なら尚更キャパシティがあるのではないでしょうか。そこで私たちが責任を持って猫を引き取ることで、団体は新たな保護猫を迎え入れることができます。

今まで猫を飼うならペットショップ一択だった人もいるかもしれませんが、保護猫団体から引き取るという選択肢も考慮してみてはいかがでしょうか。ペットショップでは猫がとても高い値段で売られている割に、場所によりますがアフターケアが雑なところが多いと感じます。しかし、保護猫団体は猫と一緒に生活しておりその分の愛情を持って育てています。ワクチンや不妊手術などアフターケアが充実している団体が多いと考えられます。

保護猫団体に寄付をする

上記は猫を引き取るという目線で書きましたが、多様な理由で猫を飼えない人もいます。アレルギーや住宅の条件、年齢などが挙げられるでしょう。そうした人たちでも気軽に行えることが寄付です。

保護猫団体にはNPO団体でスタッフは基本ボランティアで働いているところもあります。そうした団体は寄付や寄贈で成り立っていると言えるのではないでしょうか。寄付金は猫のワクチン代や食費、環境設備などに使用されます。寄贈はペットフードやチャオチュールのようなお菓子、ペットシーツなどを中心に行います。送り先や団体が募集しているアイテムなどはWebサイトを確認してみましょう。

f:id:shihoito2011:20201120172550j:plain

保護猫カフェに行く

3つの方法の中で良い意味でハードルの低いものが保護猫カフェです。最近、保護猫カフェの存在をよく聞くかと思います。保護猫カフェとはその名の通り、保護されていた猫が一時的に暮らす猫のカフェのことを意味します。猫の里親募集を目的としたものもあれば、猫が好きな人に楽しんでもらうために運営しているものもあり、目的は様々です。値段やシステムはお店によって異なるため、訪れる際は事前に調べてみてください♪

 

最後に

人間が主な原因となって保護猫が増える中、この流れを止めることができるのも、皮肉ではありますが人間しかいないのではないでしょうか。しかし保護猫といえど、責任感を持って引き取らなければ結果は変わりません。根本的な問題は人間の責任感なのかもしれません。保護猫だけではなく、環境問題や社会問題など、全てのことに対し責任感を持つことは非常に重要です。いくら自分は関係ないと思っていても、アクションを起こすことはできます。見て見ぬふりをすることが問題を悪化させるのではないでしょうか。殺処分を少しでも減らせるよう、私も動物愛護について詳しく学んでいきたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました☺︎

 

     f:id:shihoito2011:20201120175221j:plain